どのくらいの血圧がいいの?

日本人の国民病と言われる高血圧。それもあってか血圧が高いと危険だ、という認識はできていますが実際にはどのくらいの血圧が正常で、どこからが高血圧なのか、もし知らないのであれば今後血圧を測ったときに誤って高血圧を見逃してしまうかもしれません。

血圧と旧基準に於けるLDLの数値の関係

血圧が高くなるといろいろな病気になり易いことは良く知られています。特に心筋梗塞や脳梗塞などは血圧の高い人がなるという印象が強く、日頃から血液検査などではそのような指導もされています。
血液検査に於いては、血圧の他に様々な要素について検査され、その値が基準値に対して収まっているかどうかと言う点が主として評価されます。大抵の場合にはその基準値に収まっていないかもしくは境界に近い値で有れば要注意として指導され、極端な場合には治療を勧められることも少なくないものです。
ところが、昨年の4月にその基準値が新しくなり、医療現場の対応が分かれています。新基準値ではそれぞれの数値が旧基準値に比べ緩和されているような傾向になっているのです。その為旧基準値では外れてしまっている値が新基準では収まっているという結果になる人も少なくありません。
旧基準は心筋梗塞などの重篤な病気を起こした人のデータや、健康な人のデータなどを元に全体で約1万人ほどのデータを利用して算出した物と言うことですが、新基準に於いても同様のデータの取り方をしていると考えられることからその違いは単純に現代人の平均値によるものということが出来ると考えられます。したがって、本来は旧基準であっても新基準であっても、危険な値は変わらないということなのです。
血液検査の中にコレステロールの値を示すLDLという項目が有ります。いわゆる悪玉コレステロールと呼ばれるもので、この数値が増えると血液の質が悪く血管の狭窄が起こりやすくなったり、心筋梗塞や脳梗塞などの症状を起こしやすいとされているものです。このLDLの数値も旧基準と新基準では異なっています。しかし、LDLは決して良いものではないので、日頃から基準に拘らずに低い数値にする努力が必要です。